2011-09-08

かつての夢




今朝、友人 T さんから「年末のくるみ割り人形に長女 H ちゃんがまたまた出演決定しました」と嬉しいメールを頂きました。楽しみ~!!
日々研鑽を積みかさね、プリマを目指して頑張っている H ちゃん、応援しますよ~。

先日、ABT(American Ballet Theatre) の日本人プリマ加冶屋百合子さんの特番をTVで観ました。トンとバレエの情報に疎くなっているわたくしは今回この番組で初めて彼女の踊りを拝見しました。

まず、百合子さんはプロポーションが素晴しい!とっても小顔。テクニックでは素晴しい日本人プリマも残念ながらお顔が目立ってしまう方が多い中、彼女は遜色ありません。
足の甲も美し~いです。ご本人曰く、甲が低いので高く見せるよう努力しているそうですが...。

テクニックも勿論素晴しいです。ガラスのように繊細で完璧な動きという印象。その分、まだ硬い感じが残っているように思いました。アメリカでのレッスン風景が放映されていましたが、バレエミストレスにも「もっとしなやかに!」と指導されていました。そのミストレス、「私の動きを見て」と手の動かすと、なんとも優雅でしなやか...。流石、ABTのバレエミストレスだわ~と感動しました。
最後のテロップで彼女の名前を見つけてビックリ!! わたくしが子どもの頃よく観たイリーナ・コルパコワでした。バレエ・フェスティバルの常連でしたし、公演も何度も観ました。彼女の眠りの森の美女のオーロラ姫は大好きでした。

30年以上経った今、とっても可愛かったイリーナにかつての面影はありませんが、彼女の身のこなしは昔と全く変わることなく優雅で素敵でした。
顔の色艶は衰えても、努力して身に付けたものは永遠に生きつづけるという事を改めて実感しました。

精進精進=*^-^*=♪